選挙対策に留まらずに支援を
東京の感染者が増えると、どうしても知事としては「夜の街」からといった方が説明しやすいのかもしれません。でも無症状でも陽性の方がいるわけで、誰かが夜の街に持ち込んでしまったかもしれません。大規模な検査をしない以上、それは推測であるし、下記記事にあるように、「道徳」の問題ととらえると、パチンコの時のように世間が納得してしまう雰囲気もあります。
しかし今まで営業を自粛してきて、夜の街の店舗に資金がないのは事実でしょう。これもまた夜の街だから資金援助はいらないと考える、国民や都民がいるとすれば道徳的なつもりで語っているのでしょうが、コロナウィルスには全く無力だと思います
先週だったと思いますが麻生大臣が日本のコロナ対策は民度が功を奏した、という発言をしたと思います。これもおそらく「道徳」に関する言説だと思います。一見上手く説明しているように感じますが、現状の分析にはなっておらず今後の教訓も見えてきません。
急に話題が飛びますが、有名男性タレントの自粛期間中の不適切関係の問題も「道徳」で議論しているうちはなかなか先が見えないと思います。すでに指摘があるように過剰な叩きや非難は、リアリティ番組に関するSNSの使用法を巡って国会でも議論になっています
おそらく、この男性タレントさんは、以前書いた岡村さんのように、女性嫌悪であり、女性を笑顔にするより蔑むことでしか関係を築けないのかもしれません。この点に関しては弁護士さんや精神分析医の先生が数本、論考を書いていますが、今回も「道徳」の問題に終始すると、こういったことは繰り返されるという指摘でした。そのうえで夜の街であれ、モデルやタレントさんであれ、男性芸能人の言い分が一方的に通らないように普段から専門家や弁護士の方とガイドラインを作り、基本的な権利に関してもSNS等で書いていた方が良いと思います
今年は秋葉系のイベントも大幅縮小ですが、個人の作者さんやレイヤーさんは活動自体続けていて、去年以上に人権や投稿のガイドラインに関して真面目に取り組んでいる方が多いです。こういう動きがテレビや紙媒体の方にも浸透して欲しいです
途中でかなり話題がずれましたが、もうすぐ都知事選があるということでぼくも関東在住者として、興味深く見ており、小池知事の良い点を評価しながらも、選挙向けの「女性」や「子ども」に関する施策が出てくるのか、ツイッター上の皆さまとしっかり勉強して今後の参考にしたいと思います。
