対話の窓口と今後の着地点は
一応今回の決定に関しては政府と与党の意向がかなり反映されたように見えます。韓国側の訪問団にほとんど誰も応対しなかったのは、友好的な方にも予想外だったと思います。多くのメディアや新聞、ネット等でも分析されていますが、今後の被害がどうなるかわからないので静観する意見も多くあります。また軍事転用の問題から始まる一連の動きを「国内的に」時系列で見れば、一応理解はできるのですが、これが国際的な状況からしてどうなのか、というのはやはり、韓国側が主張するように説明不足であろうかと思います
下記記事の分析のように何人かの方が、WTOの否定と破壊という点を指摘していますが、これが根本的な重要問題かと思います。日本も悪い意味でアメリカを真似て、自国第一主義の経済を志向しようとしているのか、サミットやG20、アジアの会議等で盛んに自由な経済原則を守ろうと話し合ったのに、実際は上手くいっているのか等、疑問は多いと感じます。
韓国の企業や日本の企業もこの問題を少しずつ解決の方向に向かわせるには、アメリカにだけ仲介を頼むのは危険だと思いますし、同じような軍事転用が黙認されていないか、広く国際的な協調を呼びかけた方が良いようにも思います。
