上院と拒否権の問題が不安です
結果的に報復の連鎖にならなかったのでトランプ大統領を評価するアメリカの専門家もおりますが、問題は発端の無人機による暗殺に関してほとんど説明がないことです。大統領御自身はツイッターでも自分が良いと思ったら、大丈夫、間違いないという奇妙なニュアンスの言葉遣いをしていて、民主党議員の危機感はおそらく当たっていると思います。このまま大統領の言動が続けば突然開戦するのではないか、という心配が続くと思います。
イランの側としても上層部の国際政治に詳しい幹部はトランプ大統領の言動をすべての判断基準にしないと思います。それでも一部の軍人や勢力を刺激することになるので、国連やEUにも仲介していただいてホットラインをまた確立していただきたいと思います。もちろん日本も他の中東諸国とのバランスを見て、有効な交渉の道筋を作って欲しいと思います
