km+GARDEN-RE,Ver.3

初めてのお方も、お馴染みの方も。

海外の技術の導入も

朝のニュースを見ようとして、はじめに中継映像を見た方も多いかと思います。ただ消火中ということで首里城は守られると思って見た方も多いでしょう。ただ他の世界遺産より石や金属の部分は少なく、ほぼ大部分が消失しているようです。沖縄に旅行に行けば必ず訪れる場所かと思いますし、第二次大戦の時の親戚の方のお墓に行った後、平和を祈念して訪れる方も多いと思われます

ユネスコのコメントでもあるように、やはり遺産での火災は多いようです。海外の新聞社もノートルダムの事例と比較したりしています。再建は、収蔵されていた貴重品も含めて、迅速な方が沖縄の方を安心させられると思います。ただできるだけ、外観を損なわない範囲で最新の防火技術を導入して欲しいとも思います。

 

私たちはどうしても自分が大切に思うものは、火がついても燃えない、あるいは多少焼けても形状は保たれると心の中で信じていると思います。しかし、昔の建物はほぼ木材が基準なので消火が追い付かず、消失してしまうことがあります。かつての復元の時も最新技術は取り入れたはずなので、遺産をできるだけ元の形で未来へと引き継いで欲しいと感じます

また燃えていない部分の素材を大事に保管して歴史の連続性も保っていただきたいと思います。沖縄の住民の方と世界からの観光客の方が、首里城がそこにあったことを今この時もしっかり記憶していると思います。その記憶を合わせていけば、再建における課題や工程においても大きな手助けになるのではないかと感じています。

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