km+GARDEN-RE,Ver.3

初めてのお方も、お馴染みの方も。

技術水準の公開は困難

アメリカもイランも、どこで補足してどう攻撃したかは、おそらく公表しないでしょう。アメリカ側は無人機が海峡の安全に貢献していると述べたいでしょうが、これまでのデータ等から、自国のための情報収集だけで、その機体がさらなる緊張を生んでいるだけだと思われます。

トランプ大統領は人的被害を考慮して、攻撃を中止したということですが、先日までの強硬姿勢と比べると他の事情や原因もあるかもしれません。とにかくG20まで衝突が起こらないよう各国が双方に自制を求めた方がいいと思います。また大阪では貿易問題、香港の人権問題等と一緒にイラン情勢が議論されるはずですが、アメリカや中国等の大国に有利に議論を進めても、態度や方針が軟化するとは限りません。日本としても、国際協調の大きな目標を確認しつつも、個別のイラン情勢等に関しては真相究明を優先していただきたいと感じます。

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