km+GARDEN-RE,Ver.3

初めてのお方も、お馴染みの方も。

一国での対処は困難

二次攻撃とそれ以降に関しては何とか封じられたと報道されています。ただ当日の被害状況はまだ完全には把握されていません。ホテルに泊まっていた外国の方も内戦後の復興で支援に来ている方もいたようで、実行組織と指導者のニュージーランドでの事件への報復というのは国内、海外向けにも到底理解されないはずです。

 

情報提供が国外からあったという点ですが、スリランカの警察や軍がその情報を有効に使える組織と装備があったかといえば、やはり不十分だったと思います。南アジアのどの国が主導権を握るかで対立があると思いますが、これを放置するとテロ組織の広がりを抑えられないでしょう。

下記記事にあるように内戦の解決が逆に新たな対立も生み出すという見方もあります。東南アジアでは民主化を進めたと思われたミャンマー少数民族が迫害されており、新たな火種や対立を他のアジア諸国は注視しないといけないと思います。

民主化と経済成長で新たな成長地域が生まれる陰で、政治や経済的な疎外で締め出された人々をテロ組織が繋いで横断する運動にならないよう、各国が対処していく必要があると感じます

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