km+GARDEN-RE,Ver.3

初めてのお方も、お馴染みの方も。

次に住むところ、その次は

都心のマンションが値上がりして、一部ではバブルなんて噂もあります。オフィス街や歓楽街、主要な駅に近ければ価格は、なかなか下がらないようです。賃貸なら儲かるから、購入しようと思う方もいるみたいです

一方で、テレワークの普及でオフィスビルに空きがいっぱい、だと報道されていますよね。よくよく考えれば、本社オフィスの維持費が高額な問題、マンションが高層で緊急時には階段が唯一の避難経路になる問題、高級なマンションで修繕費が値上がり、高所作業に長時間を要している問題、一戸建ての庭が一人で維持しきれない問題等々、コロナ禍の前からありました

 

今改めて考えると、住宅を購入するということは日本人にとって一番の悩み事なのかもしれません。安心安全な社会を実現するには、住宅を安く購入できて、維持費もかからなければ良いですが、この国には地震や自然災害が多いです。

長い時間をかけて保たれた海外の建物に魅力を感じつつも、日本ならではの問題があります。

 

「空き家」問題といっても、簡単には説明できない事情が背景にある気がします。その家にどうやって、誰と誰が、どれくらいの期間、どのように生きるか、購入する前にイメージを持ちたいと思います。

埼玉県の空き家が少ないというのは、このアンケート独自のものかもしれませんが、もしかしたら、あらゆる世代が魅力を感じる街なのかなと思います。子育て世代がターゲット、高齢者にやさしい街だけでは、持続的な成長モデルは描けないのかもしれません。ニュータウンをオールドタウンにしないアイデアがどこかにあると思いたいです

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